自然観察ナイト(いきもの編)レポート


 7月28日(土)は台風12号の影響で中止となった自然観察ナイト(いきもの編)。8月11日(土)も2日前に台風13号が関東地方をかすめ、その影響か大気の状態が不安定なまま週末を迎えることになりました。

 しかし、午後の局地的な豪雨が去り、なんとか実施することができ、ほっとしています。

 雨が降って少しは暑さが和らぐかと期待していたのですが、谷津田は風もなく、まるでジャングルのような湿度でした。

 そんな中、お集まりいただいた23名の参加者の皆さんと無事自然観察ナイトを実施しましたので、その時の様子をお伝えします!

 

 まずは、手賀沼フィッシングセンター内のnumacafeで、本日のガイド柴田佳秀さんの夜の昆虫のお話しからスタートです。

 どうして、鮮やかな模様の昆虫とそうでない昆虫がいるのか?夜活動する昆虫ってどんな特徴があるのかなどなど。

 これから観察に向かう皆さんが、少しでも楽しめるように予備知識をとお話しにも熱が入ります。

 兜ならぬクワガタの被り物までご用意いただき、皆さんも昆虫観察モードに得入です。

 「腹が減っては・・・」ということで、簡単な食事をとっていただいている間に観察時の注意事項などの説明です。

 いきものや、植物にむやみに触らない。田んぼや畑には決して入らないなどというお約束をして、いざ出発です。

 それから子供たち、決して走らないということも約束ですよ!

 バスに乗り込んで、観察現場まで移動です。

もうだいぶ暗くなってきましたね。写真でも分かるように、雲が低く垂れこんでいて、突然の雨が心配ですが、雨雲レーダーでは大丈夫そう。最後まで雨が降らないことを祈ります。

 いきもの観察スタート!フラッシュをたくとこんなに明るいですが・・・

 実際はこんな感じで真っ暗闇で、懐中電灯がたよりです。

白い幕は明かりに集まる生きものを観察するためのもので、まだ仕掛けて間もないので、ほとんどいません。帰り際にどうなっているか・・・。

 注意深く探していると、寝ている昆虫を見つけられます。

こちらはお休み中のトンボですね。

 昼間と違って、近くまで寄ってもまったく動きません。

 蝉の羽化シーンにも出会えました!

 ライトトラップにもたくさんの昆虫が張り付いています!ガムシなどの水生昆虫も光に集まってきていました。

 バナナトラップには、カブトムシやクワガタ、黒カナブンなどの昆虫が集まっていました!カブトムシ、クワガタに子どもたちのテンションは最高潮へ!!

 今回は最後にサプライズプレゼントとして、カブトムシのつがいの飼育セットを皆さんにプレゼントです。

 サプライズの訳は、きちんと皆さんに分けられるだけのカブトムシが集められるかは、時の運しだいだからです。

 いきものは私たちの都合に合わせてはくれませんからね。

 ただし、「ちゃんと世話をして、次の世代が生まれたらこの森に返すという約束」をしてくれた人だけへのお土産です。

 参加者の皆さんには、手賀沼の自然を知っていただくと共に、この里山や谷津田を維持しているのは、地域の農業をされている皆さんであることをお伝えしました。

 今回の参加者の皆さん、ほとんどが初めてこちらを訪れた方々で、「こんなところが柏にもあるんだ」と大変興味をお持ちいただいたようです。

 きっかけは「カブトムシ」かもしれませんが、これを機に手賀沼に足を運んでいただき、もっともっとこの地の魅力を知っていただければと思います。